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練習に当たって

 

■正しい姿勢で練習しましょう。

椅子に浅く腰かけ、左足を足台に乗せ、ヘッドの部分を肩の高さくらいに上げた姿勢で、練習してください。腰痛予防には、足台の換わりに「ギター支持具」を使われてもいいと思います。

左手親指の位置が棹の中央にあるか確認してください。左ひじは少し左側に張る感じがいいでしょう。

右手は、ブリッジの横(ギターの一番膨らんでいる部分)に、肘がギターより前に出ないように置いて、サウンドホールの左側あたりを弾くようにします。

■大きい音で練習しましょう。

小さい音ばかりで弾いていると、音に伸びもなくなり、音楽の表現に大切な強弱も付けることができなくなります。また、音が切れていたり、きれいに出ていなくても気が付かなくなり、他の曲でも同じようなミスをすることになります。

■自分の音をよく聴いて練習しましょう。

メロディなどの自分が弾いている音をよく聴いて練習してください。特に、ポジションが移動する際、セーハの音に途切れているところがないか、耳で確認しながら練習してください。また、メロディと伴奏部のバランスにも注意してください。

左指の押弦と右指の弾弦は、「同時」です。左指が次の音を押さえようと早めに動き出すと、音が切れてしまいます。右指が次の音を弾くために早めに弦に触れると、音が切れてしまいます。

でも、実際は、機械的な動きに注意をすることより、音をよく聴いて練習することが100倍も大事だと思います。

ブログの「音を作る 2015.1.28」も参考にしてください。

■ポジショニングに注意しましょう。

ポジショニングは、左指の合理的な動きにとって、大切な要素になっていると思います。ブログの「ポジショニング 2015.3.3」を参考にしてください。

■基礎練習も忘れずに行いましょう。

スケール、スラー、アルペジオの練習も大事です。スケールはアポヤンドとアルアイレの両方で練習してください。スラーは指の独立性、俊敏性、正確性などに有意義な練習になります。

色々なパターンを、毎日、少しずつ、ゆっくり弾いたり、スピードを上げたりしながら練習してください。「毎日の練習」も参考にしてみてください。

■右指の爪の手入れをきちんとしておきましょう。New

爪の手入れが悪いと、弾いたときに「ガサガサッ」という音になって、「ポーン」といういい音にはなりません。練習の前には必ず長さと形を整えて、爪の先を磨きあげて練習してください。スケールの練習をした後は、爪がすり減っていますので、その時は練習の途中でも手入れをしてください。

長さは指頭から1o弱くらいがいいと思います。爪の先を1200番から1500番の水ペーパーで磨いてください。仕上げには牛革など(木でも皮でも石でもいいです)を使って磨きあげます。「右指の爪のこと」「爪のこと(その2)」も参考にしてみてください。

■いつもミスする所はその箇所だけを繰り返して練習しましよう。New

新しい曲の練習を始めて何回かさらっていくと、いつも止まってしまう所、ミスしてしまう所が自分で分かってくると思います。

練習には始めから最後まで通して弾く方法がありますが、いつも同じ所で止まってしまうという場合には、「その後」ではなく「その前後」を繰り返して練習することが大事です。左指ならパッと押さえられるようになるまで繰り返してみてください。右指が動かなかったら、ゆっくりと正確に動くようになるまで繰り返してみてください。

何回か繰り返してから、全体を弾いてみるという練習方法が有意義だと思います。

 

 

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